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2025.01.15
コラム

築古物件をリノベーションしたい!どんな費用がかかる?

築古物件をリノベーションしたい!どんな費用がかかる?

マイホームを購入する際、築古の物件を購入してリノベーションするという選択肢を検討する方も多くいらっしゃいます。

築古物件は価格が比較的安価で、自分好みにリノベーションすることで理想の住まいを作れるという魅力的な選択肢です。

しかし、リノベーションにはどんな費用がかかるのか、具体的なイメージがつかないという人は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、築古物件のリノベーションにかかる費用相場やポイントについて詳しく解説します。

リノベーションの種類とその費用

リノベーションは、規模や目的に応じて主に3つに分類されます。

 

フルリノベーション

フルリノベーションは、建物全体の間取りを変更したり内装や設備をすべて新しくしたりする大規模な工事です。

この場合、費用は一般的に1,000万円以上になることが多いです。

特に、構造の変更や配管工事を伴う場合は、その分コストが増加します。

新築同様の快適な空間を作ることができ、自分のライフスタイルに合わせて自分好みの家にすることができます。

また、老朽化対策や資産価値の向上にもつながります。

 

部分リノベーション

部分リノベーションは、建物全体ではなく、キッチンや浴室など特定のエリアだけを改修する方法です。

この場合の費用は、100万円から300万円程度が相場となります。

部分的な改修であれば、予算を抑えつつも快適な空間を実現できるため、初めてリノベーションを行う方にもおすすめです。

 

DIYリノベーション

DIY(Do It Yourself)によるリノベーションも人気があります。

自分でできる範囲で壁紙を貼り替えたり、家具を作ったりすることでコストを抑えられます。

材料費や道具代などはかかりますが、専門業者に頼むよりもはるかに安く済むでしょう。

ただし、自分のスキルや作業にかけられる時間に応じて進める必要がありますので、計画的に行うことが大切です。

リノベーション費用の内訳

リノベーションにかかる費用には次のようなものがあります。

 

工事費

工事費は、リノベーション全体の中で最も大きな割合を占めます。

これには、大工工事や電気工事、水道工事などが含まれます。

工事内容によって異なりますが、全体費用の30%〜50%程度になることが一般的です。

 

設備・建材費

キッチンやバスルームなどの設備や床材、壁材などの建材費も重要な要素です。

これらは選ぶブランドやデザインによって価格が大きく変動します。

高品質なものを選ぶとコストは上昇しますが、その分耐久性や見た目にも満足度が高くなるでしょう。

 

デザイン料

プロのデザイナーに依頼する場合、そのデザイン料も考慮する必要があります。

デザイン料は全体予算の5%〜15%程度となるのが一般的です。

自分で設計する場合はこのコストを抑えられますが、プロに任せることでよりクオリティの高い仕上がりになります。

 

その他の費用

その他にも、許可申請費用や引越し費用、仮住まいの賃貸料なども考慮する必要があります。

また、不動産取得税や固定資産税なども忘れずに計算しておきましょう。

まとめ

 

築古物件は、一見すると手間がかかるように思えますが、自分好みに仕上げられる楽しさがあります。

また、その過程で得られる満足感は何物にも代え難いものです。

しかし、リノベーションには多くの知識と経験が求められますし、購入する物件がどのような状態なのかということも非常に重要なポイントになります。

そのため、物件を購入する段階から、リノベーションの専門家と相談しながら進めていくことをおすすめします。

築古物件の購入について不安な点や疑問点があれば、ぜひ不動産のプロにご相談くださいね。