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2024.10.22
コラム

不動産売却で知っておきたい基本知識。仲介手数料とは?

不動産売却で知っておきたい基本知識。仲介手数料とは?

不動産を売却する場合、不動産会社に依頼して売却を進めてもらう人がほとんどです。

そして、その際には「仲介手数料」が必要となります。

仲介手数料は不動産会社に支払う費用であり、売却活動をスムーズに進めるためのサポートに対する対価です。

今回は、不動産売却における仲介手数料について、その計算方法や支払うタイミング、そして節約のポイントなどを詳しく解説します。

仲介手数料はなぜ必要?

不動産会社が行ってくれる売却活動のサポートは、具体的には下記のような内容です。

 

物件の査定と販売のための戦略を立てる

不動産会社は、物件の適正価格を査定し、売却活動を成功させるための販売戦略を立てます。

適切な価格設定やターゲット市場の選定は、売却の成否を大きく左右します。

 

広告掲載や購入希望者対応

チラシやネット広告への掲載、購入希望者への対応、内覧の調整など、購入希望者を見つけることやその希望者への対応を行います。

売主は安心して売却プロセスを進めることができます。

 

契約書類の作成と手続きのサポート

売買契約書の作成や必要書類の準備、契約手続きのサポートなど、専門的な知識を要する業務も不動産会社が担当します。

これにより、法的なリスクを回避し、スムーズに取引を進めることができます。

 

仲介手数料の計算方法と相場

仲介手数料は、物件の売却価格に応じて法律で上限が定められいます。

一般的な仲介手数料の計算方法について解説します。

 

売却価格に基づく計算式

仲介手数料は、物件の売却価格に応じて以下の計算式で算出されます。

・売却価格が200万円以下の場合:売却価格の5% + 消費税

・売却価格が200万円超〜400万円以下の場合:売却価格の4% + 2万円 + 消費税

・売却価格が400万円超の場合:売却価格の3% + 6万円 + 消費税

 

例えば、売却価格が3,000万円の場合、仲介手数料は以下のように計算されます。

(3,000万円 × 3%)+ 6万円 + 消費税 = 96万円 + 消費税

 

 

値引き交渉は可能?

上記は仲介手数料の上限であり、仲介手数料の値引き交渉は不可能ではありません。

しかし、不動産会社が提供するサービスの質に影響が出る可能性もあるため、値引き交渉をするかどうかは慎重に検討する必要があります。

仲介手数料を支払うタイミングと注意点

仲介手数料は基本的に売買契約が成立した後に支払うものですが、その支払いのタイミングや注意点について詳しく見ていきましょう。

 

支払うタイミング

仲介手数料は次の順に支払うことが一般的です。

①売買契約締結時に半額

②残金決済・引渡し完了時に半額

 

もしも契約が成立しなかった場合には、手数料の支払い義務は発生しません。

 

支払い方法

仲介手数料は一括で支払うのが一般的ですが、分割払いが可能な場合もあります。

事前に不動産会社と相談し、支払い方法について確認しておきましょう。

 

追加費用に気をつけよう

仲介手数料以外に、広告費やその他の諸費用が発生することがあります。

媒介契約を結ぶ際にはこれらの費用についてしっかりと確認し、予想外の費用がかからないように注意しましょう。

まとめ

 

不動産売却における仲介手数料は、売却活動をスムーズに進めるためには欠かせない費用です。

手数料の内容や計算方法を理解し、信頼できる不動産会社を選びましょう。

 

私たちはあなたの大切な不動産を最適な条件で売却するために、全力でサポートいたします。

不動産売却に関するご相談は、ぜひ売却のプロである私たちにお任せください。