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2025.04.01
コラム

売却できる?住宅ローンが残っている自宅について

売却できる?住宅ローンが残っている自宅について

「まだ住宅ローンが残っているけれど、自宅を売却したい!」

さまざまな理由により、こういった状況になる方は少なからずいらっしゃいます。

もちろん、住宅ローンが残っている場合でも家を売却することは可能です。

しかし、転勤や住み替え、ライフスタイルの変化など理由はさまざまでも、ローン残債のある家を手放すのはハードルが高いと感じる方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ローン付き物件の売却はどう進めればよいのか、気になるポイントをわかりやすく解説します。

売却の流れ

住宅ローンが残っている場合、基本的な売却の流れは以下のとおりです。

 

1.ローンの残債確認

まず、現在のローンの残高を確認し、売却価格とのバランスを考えます。

 

2. 売却価格の決定

不動産会社に査定を依頼し、市場価格を把握します。

 

3. 売却活動

仲介業者を通じて購入希望者を探し、売買契約を結びます。

 

4. ローン残債の清算

売却代金でローンを完済できる場合は、そのまま銀行に支払います。

売却代金だけでは足りない場合は、自己資金で補填するか「買い替えローン」を利用する方法もあります。

 

5. 抵当権の抹消手続き

ローンが完済できたら、金融機関を通じて抵当権を抹消し、買主に所有権を移転します。

 

 

売却の方法

住宅ローンが残っている家を売るには、いくつかの方法があります。

 

仲介売却

不動産会社に仲介を依頼し、市場で購入希望者を探す方法です。

市場価格で売却できる可能性が高く、ローンの残債を完済しやすくなります。

ただし、買主が見つかるまで時間がかかることもあるため、その点は注意が必要です。

 

買い取り

不動産会社に直接買い取ってもらう方法です。

すぐに現金化できるメリットがありますが、市場価格よりも売却価格が低くなる傾向にあります。

 

任意売却

売却価格がローン残債を下回る場合に、金融機関と交渉して売却する方法です。

通常の売却とは異なり、債権者(銀行等)の許可が必要になります。

住宅ローンが残っている家の売却を成功させるポイントは?

 

不動産会社は慎重に選ぶ

経験豊富な不動産会社に相談することで、適切な売却プランを立てることができます。

特に住宅ローンが残っている場合は、売却の手続きや金融機関との交渉に精通した業者を選ぶことをおすすめします。

 

売却のタイミングを見極める

市場の動向を把握し、売却しやすいタイミングを見極めましょう。

例えば、不動産価格が上昇している時期に売却すれば、より良い条件で売れる可能性があります。

加えて、住宅ローンの金利動向も考慮することで、売却後の負担の軽減が見込めます。

 

事前にローン残債や売却に必要となる費用を確認する

売却後に負担が残らないよう、売却価格とローンのバランスを確認し、必要な資金を準備しておきましょう。

特に、繰り上げ返済手数料や仲介手数料など、売却時に発生する諸費用を事前に計算しておくことが重要です。

 

買い替えを検討している場合の準備

住み替えを考えている場合は、売却と購入のタイミングをうまく調整する必要があります。

売却先行か購入先行かを判断し、それぞれのメリット・デメリットを考慮しながら進めましょう。

買い替えローンを活用する場合は、事前に金融機関と相談しておくとよいでしょう。

まとめ

住宅ローンが残っている家の売却は、計画的に進める必要があります。

まずは、自分のローン残債や市場価格をしっかりと把握し、適切な売却方法を選択することが重要です。

スムーズな売却を実現するためにも、検討段階から不動産のプロに相談してみるのがおすすめです。

自宅の売却をお考えの方は、ぜひ私たち不動産売却のプロにご相談くださいね。

豊富な経験と専門知識を活かし、あなたの状況に最適な売却プランをご提案いたします。